寝具と眠りの深いおはなし かけ布団編

column 快眠コラム

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寝具と眠りの深いおはなし かけ布団編

心地よい眠りのヒントは、身体と寝具の間の空間にある

睡眠をとりまく環境を整えることは、快眠のために欠かせない条件です。

一般的に夏場は室温25~26℃、冬場は22~23℃、湿度は50~60%くらいが安定して眠れるとされています。

しかし、いい眠りにはもうひとつ、整えなくてはならない空間があります。「寝床内環境(布団のなかの環境)」です。これは身体と寝具の間にできる空間のことで、心地よい眠りに最適な寝床内環境は「温度33℃±1℃、湿度50%±5%RH」とされています。

日本は季節によって温度や湿度が大きく変化するため、かけ布団はもちろん、肌かけ布団や毛布、タオルケットなどを使い分けて快適な寝床内環境を作りましょう。

掛ふとんの寝床内環境

理想のかけ布団を見つける4つのポイント

1快適な温度で包み込む「保温性」

人は眠ると副交感神経が優位になり、体温や代謝を調節する力が緩やかになります。そのため、寝具内環境は起きているときに心地よいと感じる温度よりやや高めの33℃前後を保つことが大切です。

 

2心地いい湿度を維持する「吸放湿性」

人は眠っている間に平均約500mlの水分を失うと言われています。この湿気が布団のなかにこもらないよう、吸湿性・放湿性にすぐれた素材を選びましょう。

 

3癒しを与える「触感・ドレープ性」

身体のラインに沿ってフィットする性質(ドレープ性)にすぐれた寝具は、熱を逃がしにくく、保温力が高いという特徴があります。

また、気持ちよさを感じる肌ざわりは、ストレスをやわらげ、人を安らかな眠りへと誘います。

 

4寝返りを助ける「軽量性」

睡眠中の寝返りは身体の負担をやわらげ、体温や寝床内環境を調節するために行われる生理現象です。睡眠の質を左右する大切なはたらきのため、スムーズに寝返りがうてるよう身体に負担をかけない軽やかさも重要です。

 

ネムネムでは一流メーカーのかけ布団はもちろん、寝具の専門家と一緒に作るオリジナル布団も好評です。

店内には見て、触れて、確かめられるサンプルコーナーも展開しています。

寝室の環境や体質、眠りのお悩みにあわせた素材・仕様をアドバイスするので、お気軽にご来店ください。